認知症コーチング―私たちのフリースタイル・ケア―

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認知症のある方と関わる介護スタッフは、日々、関わり方に悩んでいます。
本書では、認知症の基礎知識、考え方をご紹介し、
介護現場でコーチング技術を取り入れている鯨岡先生より関わり方をスムーズにするコミニュケーション方法として、34種のメソッドをお伝えします。
認知症相談室として、介護現場によくある相談を掲載し、対処法を掲載。介護施設に置いておきたい1冊です。


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【本書概要】
認知症コーチング―私たちのフリースタイル・ケア―
著:鯨岡 栄一郎
  株式会社メディケアソリューション 代表取締役 理学療法士
  日本コーチ協会認定メディカルコーチオンライン師匠
  療法士アクセラプログラム講師
■発行元:株式会社ともあ
■発行日:2020年12月27日発行
■販売価格:3,300円+税
■判型・ページ数:B5判・152P
■ISBN:978-4-910393-48-3

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【目次】

第1章 認知症の症状、特徴、考え方
 認知症の原因疾患別特徴
  アルツハイマー型認知症
   脳血管性認知症
  レビー小体型認知症
  前頭側頭型認知症(ピック病)
  正常圧水頭症
  若年性認知症
  軽度認知障害(MCI: Mild Cognitive Impairment)

 認知症の世界観ととらえ方 
  「心」の在りかはどこか?
  災害と認知症

第2章 認知症コミュニケーション・メソッド
 認知症コミュニケーション・メソッド
基礎編   ・普通に接する ・ ただいるだけでいい
      ・声のかけ方 ・ ジェスチャーの力
      ・スマイルの力 ・ タッチの力
      ・名前の呼び方 ・ 相手の言葉を繰り返す
      ・相手の言葉と調和させる ・ もうひと声!のマジック
中級編   ・専門家として扱う、頼る ・ 昔の逸話
      ・師匠として接する ・ いつだって褒める!
       ・男女でこんなにも違う?! ・ ストーリーテリング
       ・話しが長くなりがちな方に ・ 相手の世界観に思いをはせる
      ・As If ~の視点をもつ ・ 感情を反映する
      ・言葉遣い「リスペクトの精神」/ タメ口問題
応用編   ・エンパワーの視点 ・ 具体的に言う
     ・ダジャレ、冗談のパワー ・ 下ネタの効能(?)
      ・考えるきっかけと認識を高める ・ リアリティ・オリエンテーション(RO)
     ・リハビリ時の効果的な声かけ ・ 価値観をあぶり出す質問
発展編   ・役割設定の力 ・ おもちゃなどの活用
      ・チラシだってネタに
      ・レクリエーションの考え方 ・感謝ケア
  認知症とともに生きる人たちの心理的ニーズ

第3章 認知症のある方との関わり、現状の課題、困りごと
  認知症の症状とその行動
   ・BPSD の出現モデル       ・「家に帰りたい」と言って聞きません
   ・いつも同じ不安感         ・物が無くなった!
   ・ご飯を食べてない!         ・易怒性
   ・気難しい方             ・お風呂に入りたがらない
   ・落ち着きがない (車イスから立とうとする)
   ・放尿    ・性的な行為
   ・リハビリをして元気になったら、また徘徊して困ります
   ・介護者に対するハラスメント   ・「説得」ではなく「納得」を引き出す
   ・すべての行動に理由がある

第4章 認知症がある方のご家族とのコミュニケーションのとり方、ポイント
  ご家族とかかわり方
   いたわり、ねぎらい
   いい情報をお伝えする
   認知症ポジティブ
   クレームへの対処法
   ご家族への啓発活動
 
第5章 利用者さんの気持ちの安定のために
 気持ちを安定させる要因
   心地よい空間
   匂い
   BGM
   あくせくしない
   便秘
   運動
   ADL 介入
   栄養(食事・水分)の重要性

第6章 私たちケアする側のメンタル
  ケアする側のメンタル
  セルフコーチングスキル
  チームメンバーへのコーチング

第7章 抑制しない介護を目指して
  リスク管理の考え方
  介護ロボットの活用法
  車イス・ベッドからの転落防止
  拘束ケアを選択しない施設とは

第8章 他職種との連携、チームとしての協働
  アイデアを出し合う組織風土をつくろう
  やっぱり「ホウレンソウだね
  他のメンバーの対応の仕方を注意したい
  ケアの前提条件

第9章 地域で暮らし続けるために
  「共生」の観点から
  「予防」の観点から
 スーパーシニアから学ぶ


 


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